2022年2月 sous le nez は orans へと羽化します

2011年より始まった
sous le nez は、おかげさまで10年を迎えることができました
ありがとうございます

ウェルネスのためのアロマテラピーという概念を越えて
想いのままに香り綴っていたら、10年が経っていました

しあわせなことです

香りに触れているあいだ、わたしは純粋性の中に還ることができます
それは、ただ "ある"という世界

出来上がった調香が正しいかどうかということではなく
閃きにゆだねて生まれた、ありのままを受け取ることにより
わたしは内なる感覚を信頼し、新しい扉を開いてきました

そして今日、また新しい扉を開きます


orans


"オランス"
ラテン語で「祈りの姿」

両掌を天に掲げ、胸をひらく所作は
合掌以前からある、祈りの原型と伝えられています

胸をひらき
わたしがわたしで "ある" ことを
あなたがあなたで "ある" ことを
祝福し抱きしめていきたい

そんな願いを 土屋未久さん に描いていただきました

この絵のように
愛溢れる、ありのままの姿の世界へと、飛び立ってまいります

今後とも、温かい目でお見守りいただけましたら幸いです

hug...

illustration by 土屋未久